『百万円と苦虫女』の蒼井優ちゃんのスタイルは、日本の夏の匂いがする


毎年夏が近づくと見たくなる映画が数本あるんですね。
その一つが『百万円と苦虫女』(2008)。
多分、初めて見たのは19歳のとき。「自分探し」に憧れる年頃で、この映画にかなり影響を受けました。そして大学入学を果たし初めての夏休み、私も見知らぬ場所で働いてみようと長野の白馬村へ赴いたのです。
まあいわゆるリゾートバイトですね。

夏の海、山、街に馴染む、蒼井優

衣装提供はホリデー・アパートメント


(上:私が7年くらい前に買ったホリデーアパートメントのカーテンと、お気に入りの蒼井優ちゃんの写真集)
21歳の主人公・鈴子は、変ないざこざに巻き込まれて警察沙汰を起こしてしまいます。その後、鈴子は貯めた100万円を元手に実家を出て、知らない土地で働き始めます。そしてそこで再び100万円が貯まると違う土地へ移っていくのです。
青臭いストーリーも好きなのですが、私はやっぱり蒼井優演じる鈴子の服装がとても好き。
衣装提供は雑貨なども取り扱うホリデー・アパートメント。(現在は会社名が「株式會社ホリデー商店」となっているようですが、概要が見つかりませんでした。)
北欧チック、ボヘミアンチックなテキスタイルをベースに、アパレルや雑貨を展開していた同ブランド。
少女のロマンティシズムを感じるデザインで、柔らかなカラートーンを使用しているアイテムが多く、カラフルだけど派手な印象になりません。

海の鈴子


海の家でバイトしている時、鈴子は首元が開いたボヘミアン調の白いブラウスを着ています。
汗ばんだ首元を強調し、強い海風に吹かれ体に張り付くこのブラウスは、最強にセクシー!
バフスリーブから伸びる鈴子のか細い腕が忘れられません。

山の鈴子


海を離れて山に来た鈴子。夏の深緑の中に佇む姿を見るだけでドキドキします。
鈴子の手持ちの服は限られているので、劇中も同じアイテムの着回しになります。
全編を通して同じアイテムを何度か着用しているのですが、この山パートで印象的なのは写真(上)のワンピースと、白地に黄緑の花柄がのったブラウスを着たスタイル。
樹木と調和した色と、たくさんの緑色に埋もれてしまわない程度の派手さが好き。

街の鈴子


山を後にした鈴子は、どこかの地方都市に住み始めます。そしてバイト先で知り合った男の子(森山未來)と淡い恋に落ちるのです。
街での鈴子はオーバーサイズのデニムを着ていることが多くなります。動き回る仕事を始めたからでしょう。
軽やかに風に踊るロングヘアーと、白くて華奢な体と、オーバーサイズでボーイッシュな服、といえば、思い浮かべるのはJane Birkin(ジェーン・バーキン)。

いい。
か細い体にわざとメンズライクな服をまとい、それが似合う女性に私はとても弱いのです。
私最大のフェティシズム。

ついフェティシズムと言う言葉を使ってしまいましたが、心理学上では「フェニティシズム」と言うのはある事物に対して性的な興奮を覚える心理的作用のことをいいます。
うーん、私は性的に見ているのだろうか。そう言われればそのような気もするし、自分自身がそうなりたいと言う願望もあるから、「フェティシズム」と言う言葉は違うかもしれない。
しかし今、「フェティシズム」のwikiを見たら衝撃的な写真を発見してしまい、これをいろんな人に見て欲しかったのであえてこんな文章を追記しました。
あの、その、「この説明の記述に視覚イメージを入れなくてもよくない?(笑)」と思ってしまう写真があるので、ぜひみなさん、見てください