『サルトルとボーヴォワール:哲学と愛』

女性差別を受けていると感じたことのある女性はどれくらいいるでしょうか?
私はさっと記憶を辿ってみても、そうした場面を思い出せません。「男だったら楽しかったのによー」と思ったことは数多くありますが、それは大体女性のめんどくささを感じた時。例えばアラサーとなった今だと、周囲の結婚や出産の報告を聞いて焦るときなどです。「男だったらなー、もっと長い間遊べるよなー」と思っちゃいますね。
欧米諸国から遅れをとっていると言われる日本でも、女性の選択権は認められている現在。「結婚し母になるのが女性として然るべき」という無言の圧力を感じてはいても、なるかならないかは女性の自由意志に委ねられています。
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『赤毛のアン』と英文学史

大学を卒業して数年経ちますが、たまに当時の授業の課題にもう一度チャレンジしたいと思うことがあります。
「あ、こんな風に書けばよかったな」「こういうネタをレポートに入れるべきだった」と、今になっていいアイディアが浮かんできたりするんです。いや、今だからこそ浮かんでくるんでしょう。私は英文学科生でイギリス文学を選考していたので、それに関わる映画や小説、番組などを眺めているとなんだかうずうずしてきます。
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『百万円と苦虫女』の蒼井優ちゃんのスタイルは、日本の夏の匂いがする


毎年夏が近づくと見たくなる映画が数本あるんですね。
その一つが『百万円と苦虫女』(2008)。
多分、初めて見たのは19歳のとき。「自分探し」に憧れる年頃で、この映画にかなり影響を受けました。そして大学入学を果たし初めての夏休み、私も見知らぬ場所で働いてみようと長野の白馬村へ赴いたのです。
まあいわゆるリゾートバイトですね。
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オルセン姉妹に学ぶ、上品かつミニマムなカジュアルスタイル

90年代のアメリカホームドラマ「フルハウス」にて、天使のような愛くるしさで人気を博したオルセン姉妹こと、Ashley Olsen(アシュレー・オルセン)とMary=Kate Olsen(メアリー=ケイト・オルセン)。
私が小学生の頃はNHKでも放送されており、金曜日の放課後を毎週楽しみにしていた。
『フルハウス』の放送が終了すると、ティーン向けに製作されたオルセン姉妹のドラマが始まった。NHKでは2001〜2002年に渡って約1年間放送された。
この『ふたりはお年ごろ(原題:So Little Time)』は、思春期が始まりかけた11歳の私を完膚なきまでノックダウンした。
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